ライブマン
レッドファルコン/天宮 勇介(あまみや ゆうすけ)
ライブマンのリーダーで21歳。人類の平和の為に宇宙開発を学ぼうとしていた。頭の回転が早く、優秀な頭脳の持ち主であることには間違いないのだが、世界中の英知が集まる科学アカデミアの中ではやはり凡人であり、ビリから2番目で入学しただけあって常に丈と最下位争いをしていた。行動派でスポーツは万能。特に剣術なら誰にも負けない自信をもつ。お人好しでおちゃらけた面もあったが徐々に成長し、5人になった頃には真のリーダーらしくなっていった。また、初期は80年代的な流行ファッションだったが、後期は特徴的だった前髪のリーゼントを下ろし、真っ赤なジャケット姿に変更された。ドクター・ケンプこと月形剣史とは学生時代は仲が良かったようである。
後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』にも登場(なお、同作での勇介の初登場シーンでは、月形剣史、仙田ルイ、矢野卓二、相川麻理の墓も登場している)。
イエローライオン/大原 丈(おおはら じょう)
喜怒哀楽が激しい20歳の熱血漢。猪突猛進型で後先を考えずに突っ走ってしまうこともあるが、「いつもそうやって切り抜けてきた」ことに自信を持っている為、止められても従うことは少ない。また、メンバーでもっともひょうきんで、お人好しのギャグメーカーの側面も持つ。5人になって以降はサブリーダー的存在となる。スケートボードが得意。
ブルードルフィン/岬 めぐみ(みさき めぐみ)
ライブマンの紅一点で熊本出身[5]の19歳。冷静かつしっかり者であり、ライブマンのまとめ役となっている。勇介・丈の劣等生コンビとは異なり、アカデミアでの成績はトップクラスだった。水泳、縄跳び(8話では、はやぶさを披露)が得意で、自転車ロードレースの選手でもある。
ブラックバイソン/矢野 鉄也(やの てつや)
中盤から加わった新たな戦士。かつて勇介達をかばってボルトに殺された矢野卓二の弟で19歳。武志という弟もいる。自らを「バイソンの鉄」と名乗る。兄の死後、国連のドロテ博士らによって、ライブマンをサポートするべくトレーニングを積んでいた。ボクシングを得意とする。いささか無鉄砲で激し易く、やや興奮しやすいクールな性格で、言葉づかいも乱暴。特に兄の敵であるボルトが絡むと冷静ではいられなくなるが、その威勢に実力が伴っていない事が多く、初期メンバー三人の足を引っ張ることもある。だが、困っている人を見かけると放ってはおけない心優しい性格。丈以上に熱血漢で、一度決めたことは何があっても貫き通す不屈の根性の持ち主。無鉄砲に突っ走りやすいが、それもケンプに兄を殺されたことに対する復讐心からきているようだ。ギガブレインウェーブによってビアスに操られたこともあるが、その強靭な精神力とみんなの友情の説得により正気に戻った。メカの発明と化学分析が得意。純一には「鉄ちゃん」と呼ばれる(ちなみにアクセントは「てっちゃん」ではなく「てっちゃん」となる)。
グリーンサイ/相川 純一(あいかわ じゅんいち)
中盤から加わった新たな戦士。かつて勇介達をかばってボルトに殺された相川麻里の弟。17歳の高校生。ラグビー部でフォワードを勤めるほどの実力を持つが、ライブマンとして戦うために休学している。兄貴分の鉄也と共に国連によるトレーニングを積み、何かと言うと兄貴分の鉄也をアテにしたがる程の鉄也べったりの気弱な性格。ラグビー選手だけあり、ジャンプ力とスピードは五人の中で最も高い。また、無限に再生するギル―ドヅノーをギルドスのエネルギーが尽きるまで一人で倒し続けるなど、実は五人の中で戦闘力は最も高い。子供の頃に大怪我を負ったものの、人一倍リハビリを続けて怪我を治した頑張り屋でもある。ベガヅノーにベガベビーを寄生させられて精神的に動揺した事もあるが、その一件から命の尊さを悟った。
科学アカデミア
星博士(ほし)
科学アカデミアの校長。2年間かけてコロンを開発するかたわら、ライブマンとなる3人を物心両面から支援した。再度アカデミア島が襲撃を受けた際、妊婦を救うため瓦礫の下敷きとなり死亡する。スーパー戦隊シリーズでは物語途中で殉職した司令官の初めてのケースとなった。
コロン
星博士によって作られた女性型のサポートロイド。博士亡き後はライブマンの指揮官的存在であり、普段はグラントータス内から指示を送っている。自ら戦場に赴いたり、ロボの操縦を行うことも。ボディはスーパーセラミック塗装の超合金製であり、目は300倍ズーム超望遠赤外線機構を備えている。内部にも高度なメカが内蔵されており、部品が故障したバイソンライナーの制御を一時的に代行することもできたが、自身に跳ね返る負荷やダメージも相当なものとなる。13話では故障したダミーマンであるミスタータナカから求愛を受けた事もあるが、彼は最終的にドクガスヅノーの攻撃から彼女を庇って爆死、悲しい別れとなった。特技はムーンウォーク。
ドロテ博士
星博士の要請によりバイソンライナーとサイファイヤーを製作するチームで指揮を執った国連所属の研究員。
矢野卓二(やの たくじ)
勇介たちの友人で、鉄也や武志の兄。月形たちの反乱から勇介たちをかばい死亡。
相川麻理(あいかわ まり)
勇介たちの友人で、純一の姉。矢野と同じく月形たちの反乱から勇介たちをかばい死亡。
メンバー個人の関係者
矢野武志(やの たけし)
かつて勇介達を庇ってボルトに殺された矢野卓二や鉄也の弟。矢野三兄弟の末弟であるが、二人の兄とは年が離れており、作中の描写から見るに次兄・鉄也との縁はかなり薄かったようである。ライブクーガーの製作を手伝う。
尾村俊子(おむら としこ)
豪の母親。息子に過剰な期待を押し付けていたが、愛の力で息子を本来の人間の姿に戻す。
岬与一郎(みさき よいちろう)
めぐみの父親。「肥後バッテン流」という弓術の達人。めぐみに、お見合い相手の写真を見せるために上京した。年のため弓術の腕は以前よりも落ちているが、ボルトが人質に擬態していることを見事に見破る。めぐみがドルフィンアローを放つ姿を見て、娘の成長を実感する。
舟地 マイ(ふなち まい)
昔の勇介の友人であり、剣史に好意を持っていた女性。幼稚園の保母をしている。剣史と同じくβZOマイナス型の血液の持ち主。学生時代に、病に苦しむ母を元気づけるために永遠に枯れないバラを求めて新聞に投稿、それを読んだ剣史が、品種改良によりいつまでも枯れずに美しく咲き続けるバラ『ケンジローズ』を製作し、彼女にプレゼントした。剣史が実験のミスで重傷を負った際には、彼女の血液を剣史に輸血していた。
武装頭脳軍ボルト
人類の大部分を下等な存在と考え、世界は優秀な天才が支配すべきだと考える一団。彼らにとって生命は無価値であり、優れた頭脳のみが意義あるものである。宇宙空間に浮かぶヅノーベースを本拠地とし、地球に頭脳獣やボフラー戦闘機を送り込む。
大教授ビアス
天才による世界支配を目的とする、武装頭脳軍ボルトの首領。ある有名な大学を首席で卒業後、空白の期間を経てボルトを築いた。その卒業記念の白黒写真はヅノールームに飾られていた。科学アカデミアで最も優秀な学生である月形剣史・仙田ルイ・尾村豪の3名をスカウトし(正確には豪は強引に割り込んだ)、ボルトの幹部として迎え入れた。世界征服作戦を進める一方で、幹部達を競わせ、最優秀の頭脳「千点頭脳」を求めることにも執着する。
その真の目的は12個の千点頭脳を集め、全人類を一度に洗脳するギガブレインウェーブ装置を完成させることにあった。ケンプが千点頭脳を達成した事により、一時はその目的を達成するかと思われたがレッドファルコンによって阻止され、少年王ビアスへと若返ることとなる。
肩に着けている装飾は、人差し指を上に向けた右手(右手で銃を握り、それを上に向けたようなもの)と「1位」または「1番」をイメージしたものである。身に着けている指輪を使い、頭脳獣を作成したりヅノーベースと連携して様々な攻撃を加えることができる。
少年王ビアス
12人の千点頭脳により子供の姿に若返ったビアス。更なる勉強を重ね、より進化した大教授ビアスに再びなる予定だったがライブマンに敗れる。大人の記憶を持ったまま若返り、更なる天才へなるかと思われたが、物理的な肉体と脳の若返りで明らかに知能が少年時に退化してしまっており、かつての天才さは見られない。
ドクター・ケンプ/月形 剣史(つきがた けんじ)
科学アカデミアで最も優秀な成績を収めた学生でかつて勇介の友人だった。人類の更なる発展に貢献する事を夢見ていたが、元来自身の能力に自惚れ易い悪癖の持ち主で(恐獣ケンプへの改造実験中の事故で16歳の精紳と記憶に退行した際も、咲き乱れるコスモスに対して何の感慨も持たず、ただそれに関する知識を滔々とひけらかす、自分の頭脳は全人類にとっての宝である、自分に優しくしてくれる女の子はみんないいよってきているなどと発言しめぐみを呆れさせた)、次第に他人までも見下す様になり、仙田ルイや尾村豪と共にビアスの誘いに応じボルトに参加した。自分の肉体を強化改造しており、戦闘時には美獣ケンプに変身する(後にパワーアップし、恐獣ケンプに変身)。ビアスを心の底から信奉しており、千点頭脳を達成した際には自ら進んでその頭脳を差し出した。
武器は背中に持つブーメランのスプリットカッターと新合金ギガゾメタル製の剣。βZOマイナス型という100万人に一人といわれる特殊な血液型を持つ。
美獣ケンプ
強さと美しさを兼ね備えたケンプの戦闘形態。体色は青。獣人のような姿をしている。「ビューティフルアイ」「ビューティフルレインボー」を放つ。
恐獣ケンプ
ケンプが後半にて、自らの体を恐獣変身計画によって強化した姿。美しさを捨てて強さのみを追求したケンプの新たな戦闘形態で、より怪物然とした姿をしている。「ケンプテンタクル」、「ケンプデーモンフレア」を放つ。ケンプテンタクルは人間の姿でも使用可能であり、ライブマンを罠にかける際に使用した。
ドクター・マゼンダ/仙田 ルイ(せんだ るい)
岬めぐみの友人でルームメイトだった女性。科学アカデミアでの成績は2位。入学したての頃、天宮勇介からラブレターを受け取ったが、学問の研鑽に恋愛は邪魔であり、またトップで合格した自分とビリから二番目の勇介では釣り合わないと勇介の目の前でラブレターを捨ててしまう。月形剣史や尾村豪と共にビアスの元に行き、ドクター・マゼンダと名乗る。
永遠の命と美しさを求めて体を機械化しており、体中に銃火器を組み込む改造を行いサイボーグと化している。人間の姿に変身する能力があるなど、その性能は非常に高いと言える。武器は「グラムロッド」、「フィンガーガン」、「エルボーガン」、「パームガン」など。ケンプとは逆にビアスの成果に疑念を持ちつつも自らの研究を進め、後に身体の機械化を進めマシン・マゼンダとなる。
改造の際に保存していた、仙田ルイの「優しさと愛する心の遺伝子」を捨てきれず、苦悩したこともあったが、結局はライブマンを倒すためにツインヅノーの核にした。
マシン・マゼンダ
後半、サイボーグ化をさらに進め、全身の90%を機械化した姿。体の各所に「ファイブフィンガーガン」、「バトルチェーン」、「パームバズーカ」、「エルボーガンダブルヘッド」、「ニーミサイル」、「トッパーミサイル」など、改造前よりも殺傷能力の高い武器を多数搭載している。
ロボ・マゼンダ
頭脳まで機械化した姿。
ドクター・オブラー/尾村 豪(おむら ごう)
インパ バイオ せみよん センニ おいず ガポット ハムスター メシア キオス ラターシュ カム ヤール サニレレ ハブポート ダッグ ビリボ ヒロイン 草もち モーニング タイム ダイス ジントロン ラブラト パイナ 一番星 ローブプ ミング ブラッセリー ネットカー れっど サインペン トラウマ ルンバ ケナフ スローイン マネジ パプリカ タマスダレ クンシ ラッパー ソウル シャー グズベ プレゼン 元慶 インクリ オーバ バイア キャンデ レワィア
科学アカデミアの学生で、丈の親友だった。かつては泳げないにも関わらず溺れた犬を助ける心優しい青年だったが、貧弱な肉体にコンプレックスを持つようになり、ウィルスによる肉体強化を研究。その後ボルトに入り、研究を完成させ獣人のような姿になる。ケンプすら脱帽する優れたバイオテクノロジーとその圧倒的なパワーでライブマンを苦しめる。
他の2人とは違い生まれついての天才ではなく、どちらかと言えば秀才であり、ボルト入りに際してもケンプ達のようにビアスに選ばれたわけではなく、2人と同じ試験の出題を懇願しボルトに入ったという経緯を持つ。子供の頃から母親に勉強を強要されており、「みんなと遊びたい」という気持ちを心の奥底に持っていた。作戦失敗によってビアスから見捨てられ、ライブマンに最後の決戦を挑むがケンプ達によってオブラーヅノーの材料にされてしまうが、母の説得によって人間の姿に戻り、その際に記憶を失ってしまったことで、母と共に勇介達の前から去っていった。
ボルトにいた頃、ビアスの最大の秘密を目の当たりにしており、終盤、トウメイヅノーによって透明人間にされた際にそれを含めた記憶が蘇った。その後アシュラやマゼンダの最期を見届けることとなる。マゼンダをガッシュから庇った際、ガッシュにガッシュガンで何発も近距離で撃たれたにも関わらず、その後コロンに肩を借りてはいたものの、特に重傷を負った様子もなくマゼンダの元に駆けつけていることから、獣人化した際に「強化された肉体」が人間に戻った後も何らかの形で残っていたのかも知れない。
獣人オブラー
自分で開発したウイルスを用いた自己改造によって、人間と一線を画す容姿と能力を手に入れたドクター・オブラー。巨大な斧を武器としている。
ドクター・アシュラ/毒島 嵐(ぶすじま あらし)
暗黒街のトップになることを目指すマフィアのボス。学力に関して強いコンプレックスを持ち、単純な足し算も出来ない男だったが、頭脳獣を従えるほどのパワーにビアスが目を付けて直々に教育し、知勇兼備の天才にした。武器はブーメランのカットアッシャー。サイバー分身で自分の肉体から「アシュラ組3人衆シュラー」という分身を生み出し、彼らとのコンビネーションで攻撃する。
なお、優しさと愛する心の遺伝子を自ら破壊し、悲しむドクター・マゼンダに対し、丈から贈られたペンダントを届ける優しさも見せている。
ギルド星人ギルドス
中盤より登場。大教授ビアスの名を聞き、弟子入りする為にやって来たギルド星の天才。クールな性格で不滅の生命力を持つ。ブッチーと行動を共にする事が多い。初登場時付近のみ、十字架状の剣を装備。当初はビアスを尊敬していたが、やがて「所詮は地球人」とビアスを見下すようになり、遂には自分の優秀さを示す為に行動を起こすが、その過程で自らも知り得なかった真実が露呈してしまう。
チブチ星人ブッチー
中盤より登場。ビアスの名を聞き、弟子入りする為にギターラヅノーを引き連れやって来たチブチ星の天才。語尾にはよく「~だす」が付く。同じ宇宙人であるギルドスと行動を共にする事が多い。陽気な性格で、歌と踊りが大好き。当時有名だったジャニーズの某ユニットの大ヒットした名曲の替え歌を披露、EDではローラースケートの腕前も見せている。戦闘時はローラースケートとグローブを装備しライブマンを攻撃する。得意技は目玉を飛ばして攻撃する目ん玉リボルバー。ギルドスの死後、自分も彼と同様の境遇にあったことをビアスによって知らされてしまう。
ガードノイド・ガッシュ
大教授ビアスが製作したアンドロイド。ガッシュガンと長剣を武器とし、ビアスの身辺警護を使命とする。目から放射するカオスファントムエネルギーで頭脳獣を誕生させ、ギガファントムで頭脳獣を再生・巨大化させる(頭脳獣以外の生物も活きたまま巨大化できることがオブラーによって実証されている)。また、ケンプたちですら遠く及ばぬほど非常に高い戦闘力や巨大ダンプカーを押し返す程のパワーを誇り、単独でライブマンや他のボルト幹部と互角以上に渡り合う。ビアスへの忠誠心は不動であり、他の幹部達が次々と脱落或いは離反する中でもビアスを最後まで守り続けた。
頭脳獣
人工的に作られた頭脳核にカオスファントムエネルギーを放射し、カオス状態にある原子などと融合することによって創造・扶養される新しい生命体。通常は一度死んでも、ガッシュのギガファントムにより再生・巨大化する。
一部には最初から巨大な姿で出現したものや、ビアスの指輪など、ギガファントム以外の手段で巨大化したものもいる。
ジンマー
ボルトの戦闘用ロボット兵。武器は鞭にもなるスティック。頭部はスピーカーを装着できる他、ビームによる攻撃も可能。頭や手が切断されてもその切断部位が活動を続ける。この様は番組が放映された前年に公開された『バタリアン』のゾンビを彷彿させる。
ダミーマン
ジンマーが人間に擬態したもの。人間社会に潜伏する。攻撃を受けるなどの強い衝撃で擬態が解けてしまい、外見がジンマーに戻ってしまう。