« 王 温舒(おう おんじょ) | メイン | アメリカ合衆国のアラバマ州 »

硝石が地表で薄い層

中国内陸部や西アジア、南ヨーロッパのような乾燥地帯、例えばスペイン、イタリア、エジプト、アラビア半島、イラン、インドなどでは、土壌から析出した硝石が地表で薄い層になって産するため天然に採取されるが、北西ヨーロッパや東南アジア、日本のような湿潤環境下では、天然では得がたい。そのため、ドイツやフランス、イギリスのような北西ヨーロッパでは家畜小屋の土壁の中で、浸透した家畜の排泄物が微生物の作用によって硝酸カリウムとなったものを抽出して硝石を得ていた。また東南アジアでは、伝統的に高床式住居の床下で鶏や豚を多数飼育してきたため、ここに排泄された鶏糞、豚糞を床下に積んで発酵、熟成させ、ここから硝石を抽出してきた他、熱帯雨林の洞穴に大群をなして生息するコウモリの糞から生成したグアノからも抽出が行われてきた。

大規模な家畜飼育が行われなかった日本ではこうした方法は困難であり、せいぜい汲み取り式の便所から染み出した糞尿から民家の床下の土壌中で生成した硝石を小規模に採取できる程度であった。そのため、戦国時代の火器導入以降の黒色火薬の原料としての硝石を海外からの輸入に頼らざるを得なかったが、その後、加賀藩などで人間の糞尿を草木とともに醗酵させて硝石を得る技術が開発されて、国内での需要をまかなえるようになった。

ネイルケア・メイク関連大人のコスメリンクサイト
不動産・起業関連マネー生活検索エンジン
子育て・お祝い関連生活・暮し情報
メンタルヘルス・育毛養毛関連最新の健康ガイド
家電・癒し関連ネットショッピングガイド
ホームステイ・音楽関連教育ランド検索エンジン
旅館・旅館関連国内旅行特集紹介
化粧品・養毛関連ビューティーコスメ検索エンジン
アルバイト・税理士関連ビジネスオンライン
実益・生活関連生活紹介ナビ

硝石とよく似た性質を持つものに、チリ硝石がある。チリ硝石は南米チリから大規模な鉱床が発見されて近代になって資源開発が行われ、ハーバー・ボッシュ法の発見以前には世界的に重要な窒素工業の原料となっていた。このチリ硝石の主成分は硝酸カリウムではなく、硝酸ナトリウム(NaNO3)である

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tajlea.biz/blog/mt-tb.cgi/1162

About

2009年04月29日 15:37に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「王 温舒(おう おんじょ)」です。

次の投稿は「アメリカ合衆国のアラバマ州」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35